知って得するふとんの何でも
最新型カード機械・名称
開綿機・トップクリーナー
お客様から預かったつぶれたふとんを 一番最初に掛ける機械です
一人分を一口として個別管理し、1回一口を機械に掛け完成終了しています。
その後ゴミなどを払い次の一口に手を掛けます
一般的な開綿機械は右記写真のようにシングルですが、
内陸製綿協同組合の開綿機はダブル開綿機(トップクリーナー)と言い、
新綿を造る時や混綿した時に、食い込み後開綿して更に
良く混ざるように撹拌混綿し除塵する装置が付いています。
オートフィーダー
開綿撹拌された綿は風圧により天井のパイプを通り
オートフィーダーの中に落ちます
撹拌され混綿された綿は一番下の出口から
カード機の中へ吸い込まれます
この機械が打ち直し機械の心臓部です
数十万本の針か円柱形のシリンダーと言われるところに打ち込まれています。
堅くなった繊維を一本一本そぎ取るようにほぐし重ね合わせます
繊維は主に縦に並び数ミリの平均した厚さで出てきます
内陸製綿協同組合のテーカインはダブルに成っていますので、
より緻密に正確に確実に綿を造ります。
高速回転したシリンダー内部は瞬間的に60度~99度位の温度に上がります、
その時全てのダニは死滅します。また死骸は全て振り落とされます。
巻取り機
カード機で、より緻密に正確に確実に綿を造った後は、
巻取り機で幾重にも重ね合わせ必要な厚さに調整し
切断後締め機・成形機に送ります
締め機
成形機
内陸製綿協同組合の締め機と成形機は一台に集約されています
締め機の先に巻上げて三つ折りにする成形機が付いています。
その後、袋詰め・紐掛けされ管理番号が書かれ、
打ち直しに添付された荷札を付け一人分の打ち直しが完成されます。
ほこりゴミを除去した後、次のお客様の打ち直しを開始いたします。
一人分を一口として個別管理し、
1回一口を機械に掛け完成終了しています。
旧型機械 前切機・複式機
戦後まもなくの頃から有る機械で、カード機の普及に会わせて
開綿機やオートフィーダー等が取り付けられました。
構造が単純なため、カード機のような数十万本の針は付いていません。
またカード機のように、堅くなった繊維を一本一本そぎ取り、
ほぐし重ねる事は無く、薄刃が付いていて切りほぐし、打ち直ししていたため、
打ち直し綿の質によっては繊維が短くなったり、一枚の厚さが平均しなく、
仕立て上がりに若干の支障がある場合がありましたが、
綿入れ仕立て職人の技術によりカバーしていました。
工場使用原材料綿は(原綿の種類)
★☆インド ベンゴール地方で採れる原綿
① ゼッペル
イ アンジュ
ロ ガネス
②マハラジャ 収穫量少量
③シードコットン(旧名 トップチョイス)
イ T-60
ロ ユートップ
ロ ドアラ
ハ モジ
ニ シバ
ホ ツルシ
④スーパーファイン(旧名 ベンゴール)
イ タイプ10
ロ シロ
ハ ロロ
⑤その他の綿
イ 落綿 スーパーファイン以下の規格外原綿
ロ マルヨ 紡績綿
ハ その他
★☆インド アッサム地方で採れる原綿
① 手繰りアッサム
イ 588S (ハッカS)
ロ ヌリップ
② アッサム
★☆メキシコ地方で採れる原綿
① メキシカリ
★☆ポリエステル
① 国内生産製品 帝人 ・東レ
② 中国産ポリエステル綿
ふとん綿は(わた製品の種類)
<雪印綿>
☆綿100%掛・敷ふとん用として使われている綿
ゼッペル ・手繰りアッサム・
シードコットンT-60・ユートップ
<月印綿>
☆おもに敷ふとん用として使われている綿
シードコットンT-60・ユートップ
帝人テトロン9Dデシテックス
<星印綿>
☆おもに敷ふとん用として使われている綿
シバ
帝人テトロン9Dデシテックス
<ミリオン印綿・白雪印綿>
☆掛ふとん用として使われている綿
メキシコ
帝人テトロン6Dデシテックス
<上白印綿>
☆座ふとん用として使われている綿
スーパーファイン
落綿
中国ポリエステル綿